私事ですが、最近職場で中間管理職に任命されました。その過程でかなり学びが多かったので、「どういう役職になったか」「その時の心境」などをお話します。仕事の心構えが変わった数日だったので共有したいという思いから記事にしました。
今回の人事異動で一番感じたこと
この数日で一番感じたのが、少し難しそうな仕事を率先してやるべきだということです。なぜなら、自分に適度なプレッシャーがかかり、自然とこれまで以上の力を出そうとするからです。
今までの自分・今回の件で変わったこと
先に僕の職業を言っておくと、僕は税理士事務所の従業員です。
今までの自分
今までの僕は、担当として割り当てられた企業様の会計業務を淡々とこなしていました。税理士事務所の作業スタッフは通常、経理事務、税務申告など、毎月毎年同じような流れの業務が続きます。その仕事に対して、淡々と確実にこなすことだけを考えて今までやってきました。目の前に現れた仕事を全力でこなすことで、社内での評価につながり、良い縁も生まれると思っていたからです。ですので、組織の舵取りは自分の仕事じゃないと考えていました。
今回立場が変わった件
部署(5人程度)のマネジメント業務を任されることになった
今回ポジションが変わったことで下記の業務を担当することになりました。
- 部署の売上、経費の管理
- 人件費の管理とそれに伴うの人事評価
- 賞与の査定
- 各スタッフの業務調整、作業割り振りなど
- 大口顧客の税務担当
部署の全体のマネジメントを中心に行い、大口顧客の日々の対応はスタッフではなく僕が担当することになりました。こうして記事にまとめながら改めて大変な業務だなと感じています。
なぜそのポジションを引き受けようと思ったか
一言でいうと、事務所の代表の負担を減らしたいと思ったからです。今までは、組織のマネジメントに関しては代表がすべて舵を切っていましたが、最近とても忙しくて手が回らなくなっているように見えていました。このままだと代表が新たな事業展開を考える余裕がなくなってしまうと感じています。そこで、部署単位でしっかり自立して組織を回していけば、代表を安心させることができると思い、今回の人事異動を引き受けることにしました。
今回の件で自分にどんな影響があったか
一番は、仕事に取り組むギアが一つ上がった気がします。売上、経費の予算管理を任されたことで、より効率よく仕事をこなさなければと自分の中に緊張感が生まれました。また、スタッフの評価制度を考える過程で、上司である自分のふるまいも見直さなければと思うようになったことも一つ成長だと思います。最初は自分には無理なんじゃないかと思っていましたが、引き受けたことでこれから仕事がさらに充実しそうで楽しみです。
まとめ
今回は中間管理職になってよかったという話でした。人生の転機にできるように頑張っていこうと思います。
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