年末に向けて確定申告の時期がやってきます。
今回紹介するのは、個人事業主よりも副業サラリーマンに関係しそうな話です。
なぜなら、副業を事業所得とするには正確な帳簿処理が必要だからです。
副業に関係するものとそうでないものを帳簿上でどう分けるか、ということが重要になります。
具体的な処理の方法にフォーカスして紹介します。
プライベートの入出金処理
結論から言うと、副業によるプライベートの入出金について、
入金は「事業主借」、出金は「事業主貸」として会計処理を行います。
目次
帳簿処理の例
例えば、通帳の入出金を帳簿に反映させる場合、副業に関係のあるものとプライベートのものが混在していることがあります。
特にサラリーマンの方は副業用の通帳を作るということはしないと思うので、
個人事業主の方よりも顕著かと思います。
関係のあるものは売上や経費として処理することができますが、
関係のないものはどうすれば良いのでしょうか。
事業主貸・事業主借の科目の重要性
帳簿に起こさないと青色申告の65万円控除を受けられないため、なんらかの処理が必要です。
そのために「事業主借」「事業主貸」という科目を使用します。これにより、プライベートの取引であることを明確に示すことができます。
以上が、「事業主貸」・「事業主借」についての説明です。
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