今回紹介するのは、法人名義の保険の会計処理についてです。
特に、定期保険・第三分野保険の例外にフォーカスします。
なぜ紹介しようと思ったかというと、
保険の種類別に会計処理が変わることを知ってほしいからです。
本記事を一言でいうと、定期保険・第三分野保険の会計処理の例外の紹介です。
最高解約返戻率によって処理が変わる
見出しの通り、その商品の最高解約返戻率によって会計処理が変わります。
これは、解約返戻率によって、貯蓄性が強いのか、
掛け捨ての性格が強いのか変わるからです。
50%<最高解約返戻率≦70%
見出しの場合、
掛金の40%→資産計上
掛金の60%→費用処理
上記の処理になります。
70%<最高解約返戻率≦85%
見出しの場合、
掛金の40%→費用処理
掛金の60%→資産計上
上記の処理になります。先程の商品よりも貯蓄性が高いためです。
85%<最高解約返戻率
見出しの場合、
掛金×最高解約返戻率×0.9→資産計上
残額→費用処理
上記の処理になります。
ただし、どの商品も契約から一定期間を過ぎてからは
会計処理が変わるため注意が必要です。
目次
まとめ
今回は、定期保険・第三分野保険の会計処理の例外の紹介をしました。
今回を合わせると、4回にわたって法人契約の
保険の会計処理について書いています。よかったら読んでみてください。
コメント