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【法人税】設備投資をしたら税制優遇を受けられる話

今回は、中小企業経営強化税制という制度を紹介します。

なぜ紹介しようと思ったかというと、

事業拡大に向けた投資を応援する制度があることを知ってほしいからです。

本記事を一言でいうと、設備投資をしたら税制優遇を受けられる話です。

全額経費or10%を税額控除

見出しの通り、どんな優遇が受けられるかというと、

買った金額を全額経費にできるか、その10%を法人税から控除するかの選択適用になります。

どちらを選ぶかは、キャッシュフローを加味して決める必要があります。

全額経費

まず、全額経費とする処理を選択する場合です。

これは即時償却といい、その名の通りかかった金額をすべて経費とすることができます。

ただ、これを選択した場合には購入した年度でしか恩恵を受けられません。

10%を税額控除

次に、購入した金額の10%を法人税から控除する方法です。

さきほどの即時償却と比較するとメリットがなさそうですが、

そんな事はありません。

というのも、この方法を選択した場合、購入時には一度資産として計上され、

その後数年かけて分割で経費で落としていきます(減価償却と言います)。

即時償却と違って時間はかかりますが、購入した金額がすべて経費になるという点では同じです。

さらに、購入した年度は購入金額の10%を法人税から控除できますので、

トータルの金額のメリットはこの方法のほうがあるということになります

ですので、トータルのプラスが少なくなっても経費を前取りするか、

時間をかけてトータルのキャッシュフローで恩恵を受けるか

ということを、今後の会社の業績見込み、資金繰り等を見ながら選択することになります。

国税庁HP↓

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5434.htm

目次

まとめ

今回は中小企業経営強化税制について紹介しました。

税金に関する記事は他にも書いていますので、

よかったら読んでみてください。

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この記事を書いた人

沖縄在住の20代会社員
本業の傍ら好きなモノ・コトを発信しています

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