今回紹介するのは、「低未利用土地を譲渡した場合の特例」というものです。
なぜ紹介しようと思ったかというと、
空き地を放置している方に知ってもらいたいと思ったからです。
本記事を一言でいうと、空き地を売ると税制優遇を受けられる話です。
低未利用土地を譲渡した場合の特別控除
今回紹介する制度は、
要件を満たす土地を譲渡すると100万円の控除を受けられるというものです。
この制度の背景には、放置された空き地の利活用を促したいという意図があります。
低未利用土地
低未利用土地とは、空き地及び空き家・空き店舗等の存する土地をいいます。
低未利用土地を譲渡した場合
この低未利用土地を譲渡した場合、
100万円の特別控除を受けることができます。
要件がありますが、そのうちいくつか紹介すると、
- 長期譲渡所得※である
- 都市計画区域内である
- 譲渡対価が800万円以下である
などの要件があります。
※譲渡した年の1月1日現在で所有期間が5年を超えている譲渡所得
他にも細かい要件はありますが、
それを満たすと譲渡所得から100万円の控除を受けられます。
目次
まとめ
今回は、空き地を売ると税制優遇を受けられる話をしました。
不動産の譲渡に関する記事は過去にも出していますので、
興味があれば読んでみてください。
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