今回紹介するのは、以前紹介した住宅ローン控除の話をもう少し
深掘りした論点になります。
なぜ紹介しようと思ったかというと、
建築する住宅の種類によって税制優遇の額が変わるからです。
本記事を一言でいうと、続・住宅ローン控除のまとめです。
住宅の種類によって控除できる税額が変わる
見出しの通り、住宅の種類によって控除できる税額が変わります。
これは、環境に良い家を購入した人に
より良い見返りを用意したいという背景があります。
入居年別の借入限度額
下記の表は、住宅の種類別・入居年別の借入限度額をまとめたものです。
2022〜2023年に入居 | 2024〜2025年に入居 | |
長期優良住宅・低炭素住宅 | 5,000万円 | 4,500万円 |
ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 |
省エネ基準適合住宅 | 4,000万円 | 3,000万円 |
その他の住宅 | 3,000万円 | 0円※2023年までに新築の建築確認がされていた場合は2,000万円 |
この借入限度額というのは、借入が出来る金額とは少し違い、
住宅ローン控除の計算のもととなる借入金額の上限のことを言います。
例えば、長期優良住宅・低炭素住宅に今年入居した場合、
実際に借りた金額が6,000万円だったとしても、
5,000万円の借入とみなして住宅ローン控除の計算をするということです。
上記表の限度額内の住宅ローン残高に0.7%を乗じた金額が
住宅ローン控除として控除できる税金になります。
詳細は下記を参照ください。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html
目次
まとめ
今回は、住宅ローン控除について深掘って取り上げました。
税金に関する記事は他にも書いていますので、
よかったら読んでみてください。
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