年が明けると確定申告の季節です。
医療費控除は、今年中に支払った医療費が対象となりますが、
それに加えて注目されるのが「セルフメディケーション税制」です。
名前だけ聞いたことがあるという人も多いかもしれませんが、
この制度は一体何なのでしょうか。
今回は、セルフメディケーション税制の概要と、
医療費控除との違いを解説します。
セルフメディケーション税制とは?
セルフメディケーション税制は、
健康診断などを受けている人が一部の市販薬を購入した場合に、
所得控除を受けられる制度です。
ドラッグストアなどで市販薬を購入する際、
セルフメディケーション税制の対象になる商品は
わかりやすくその旨パッケージに記載があります。
医療費控除よりもハードルが低く、
対象者は誰でも申請することができます。
目次
医療費控除との違い
セルフメディケーション税制では、
12,000円を超えた分が控除額に当てられます。
一方、医療費控除の上限は100,000円です。
少ない支払額でも控除に当てられるというのが
セルフメディケーション税制のメリットの一つです。
一方、医療費控除がお得な場合もあります。
というのも、セルフメディケーション税制の
控除額の上限は88,000円となっています。
両方の制度を併用することはできませんので、
お得な方を選択する必要があります。
詳細な情報については、国税庁HPをご参照ください。
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