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【法人税】法人名義の保険の会計処理②

今回紹介するのは、前回の法人名義の保険の会計処理の続きです。

さらに、今回は養老保険にフォーカスして説明します。

なぜ紹介しようと思ったかというと、

保険の種類別に会計処理が変わることを知ってほしいからです。

本記事を一言でいうと、

養老保険の会計処理の説明です。

保険金の受け取り方で会計処理が変わる

養老保険は、保険金の受取人が法人なのか、個人なのかで

会計処理が変わります。

これは、受取人が誰かによって契約の目的が違ってくるためです。

契約の目的とは、法人の事業保障や、役員、従業員の退職金・福利厚生などです。

実際の会計処理

死亡保険金受取人満期保険金受取人保険料の会計処理
法人法人資産計上
個人個人給与
個人法人1/2は保険料、1/2は資産計上

保険料を払ったときの会計処理は表のようになります。

死亡保険金、満期保険金ともに法人が受け取る場合は、

契約の目的が事業の保障(貯蓄性が高い)であると捉え、

保険料は資産計上されます。

2つめの、死亡保険金、満期保険金ともに個人が受け取る場合は、

役員、従業員への福利厚生であると捉え、

支払ったときに個人への給与として会計処理をします。

3つめに関しては、前述の2つの性質を半分ずつ有すると捉え、

資産計上と費用処理を半分ずつ行います。

目次

まとめ

今回は養老保険の会計処理を紹介しました。

法人契約の保険の会計処理については

前回から紹介していますので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

沖縄在住の20代会社員
本業の傍ら好きなモノ・コトを発信しています

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