今回紹介するのは、「減価償却資産」の話です。
なぜ紹介しようと思ったかというと、
税金を減らすつもりで買い物をしても
意味がない場合があると知ってほしいからです。
本記事を一言でいうと、
10万円以上の買い物は経費にできない話です。
10万未満、10万以上20万未満、30万未満
見出しの通り、金額によってとれる会計処理が変わります。
10万円未満
10万円未満の買い物であれば、内容問わず一括で経費にすることができます。
ただ、10万円以上になると、原則は下記の耐用年数という
国が定めた年数をかけて分割で経費に落としていきます。
国税庁HP↓
10万以上20万未満
10万円から20万円未満までの金額は、
上記の耐用年数に沿って経費にするか、
3年で経費に落とす方法を選択することができます。
10万円以上30万円未満
これは中小企業に限った特例ですが、
10万円から30万円未満までの金額は、
上記の2パターンに加えて、年間総額300万円までは
一括で経費にする方法を取ることもできます。
まとめると、
10万円から30万円未満の買い物をした場合は、
上記の3パターンのいずれかを選択
30万円以上は、
無条件で国税庁が定めた耐用年数をかけて分割で経費に落とす。
という流れになります。
目次
まとめ
今回は減価償却資産について紹介しました。
税金に関する記事は他にも書いていますので
よかったら読んでみてください。
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